着火備忘録

甘栗よ、ずっと永遠に。

やらないなんてない。やれることをやる。

映画「ピンクとグレー」を観ました。

原作読んでません!あらすじ知りません!

驚くほど雑!な感想。だってあんまり分かんないんですもん(じゃあ書くな)。

 

感想。

  • 行定勲監督の作品とは知らなかった・・・!「パレード」観たかったのにすっかり忘れてた!監督、劇中出てきたよね?
  • 知ってたけど、世界の理=裕翔さんはとても美しかった。気のせいかもしれないけれど、高校生の頃のシーンはなんとなく顔の輪郭も丸っこくて、雰囲気だってもさかったのに、大人になって芸能界に染まっていくにつれてどんどん美しく洗練されていく様にため息。煙草は衝撃的だったけど、そんなの序の口にすぎなかった笑   会員制クラブとかね、そのあとのホテルとかね、うん。担当の方々、生きてますか?笑 わたしだったら、死ぬ。笑
  • 菅田くんはうえだくんが昔出たドラマ「ランナウェイ」(2011)でうえだくんと共演して以来知ってて、あのころは顔がかわいいなあと思ってただけだったけど(ボウズだったし)、みるみる雰囲気出てめっちゃかっこよくなったね?!グラブってる菅田くんと鬼ちゃんの菅田くんがすごい好きです。若手で一番ってくらい仕事抱えてるだけあるよね、前半と後半の演じ分け、見てておもしろかったなあ。
  • 夏帆さんが前半と後半で別人みたいで、というか別人で、この人こんな振れ幅大きかったんだと驚いた。「海街diary」が痩せすぎてて焦るけど、内容がとにかくめっちゃ好きです。
  • 柳樂くんはなんか佇まいが別格すぎてこわい。まあ、登場の仕方も普通じゃないしね。
  • 本物のサリーが一般人ぽいのがリアルっぽいなあ。

CMかなんかで見た「62分後~」のどんでん返しの瞬間は、脳の情報処理量が限界突破したよ・・・!

 

今更だけどこれシゲアキ先生が書いたんだよね、ちょっと意外。

シゲアキ先生はこういう、シリアスな、汚い世界のお話よりはもっと男の青春ぽい、なんというか美しいお話を書くタイプの人だと勝手に思ってたから。

今めっちゃ原作読みたい。原作に沿ってるのか、全然違うのか。

 

あのグレーに染まった世界は一言でいうとしんどかった。歯車がひずんだ部分からどんどん狂っていくのを見ていて、息をするのがとてもつらかった。

グレーの世界で白木蓮吾が放つ存在感と、世界に色が戻る瞬間がとても綺麗だった。タイトルの「ピンクとグレー」のピンクは彼なのかな?それとも、映画の世界?息が詰まるグレーの世界から抜け出したあの瞬間、空気がとてもおいしかったなあ。映画が終わったあとの脱力感はすごかった。

 

ロケ地は渋谷ばっかりだったけど、原作3冊連続渋谷が舞台って聞いたことあるから原作に忠実なんだろうな。

映画の世界で2人が歩いた場所は、きっと2人が実際に時間をともにした場所で、そういう重ね合わせたシーンを見つけるのもおもしろい。

 

でも、結局何が言いたいのか、うーん。誰も誰かの代わりにはなれないんだよ、的な陳腐なことしか思いつかないので、とりあえず原作読みます。

 

なにはともあれ、加藤シゲアキ先生処女作映画化おめでとうございました!中島裕翔さん初映画出演&主演おめでとうございました!

 

(余談)なーんか見たことある人だなあと思ってた人が、小林涼子だったの自分でもちょっとおかしかった笑

数少ないうえだくんに縁のある人が菅田くん含め2人も出演してるとは。。。笑