着火備忘録

甘栗よ、ずっと永遠に。

上田担が2年ぶりに自担のライブに行ってきた話

KAT-TUN LIVE 2018 UNION に、行ってきました~~~!!

2年前のライブ「10Ks!」から繋げた先、2年間の充電期間を経てKAT-TUNが作り上げたライブのコンセプトは三本の矢。ファンを意味するハイフン「ー」がメンバーをかたどる三本の矢を結ぶ。シンプルで、スタイリッシュ。わたしが知るKAT-TUN

ざっっっっくり感想。

(ゼロ)開演前の海賊船でたわむれる船員たちのかわいいことよ~。ハム車みたいなの出てくるしお姉さんは帝劇で観たことあるし、この2年で随分見方が変わってしまったw推しは誰もいなかったけど、ひそかに顔がきれいだなあと気になっている佐藤新くん、こんぴちゃん繋がりで親近感のある矢花を発見しては応援してた。「ヤバナ~~~~!!!」

①ゆめゆめ

10Ks!のラストで見た3色の光が3つに分かれた瞬間から、あ!これ絶対いなくなったあの入口から帰ってくるんだ…と思うと興奮で死ぬかと思った、2年前と同じところから登場するカツンが【王の帰還】そのもので、最高にかっこよくて、ドバドバ泣いた笑

ただカツン3人とは違ってわたしあんまりこの曲に思い入れがないから、これ1曲目か~!てなったし、泣きながら歌いつつハイ次~~!()

②リアフェ#2

待ってました!かめちゃんのサングラス!キタコレー!よいっしょー!

うえだくんのラップは、うえだくんがんばってる♡みたいな気持ちでオイオイペンラ振り回して応援してたら、段々かめちゃんの舌打ちでキャー!っていえる懐かしさでまた泣きそうになったw

③SHE SAID…

え?!?!シーセッド?!て半狂乱になってまた振り回すペンラ。

わたしライブ初参戦が鎖魂だからこの曲はたぶん今回で初めてライブを体験したんだよね。その前から動画で(おそろしいことにむかしはつべにライブの円盤ぜんぶ動画であがってていくらでも見れた)夜な夜な見てたし、二度とやらないだろうと思ってた憧れのシーセッドをまさかやってくれるとは思わなくて、ほんっとに楽しかった!気づいたらちゃんとサビはペンラを裏打ちしてて、自分の血液に染み込むカツン担としてのDNAにめちゃくちゃ興奮してしまった

あと、ろばまるで吐血しかけた(早)ほんとこういうの前触れなくやるのやめてほしい…(?)

④LIPS~キプフェ

シングルはどうしてもなつかし~!ていう気持ちでちょっと落ち着いちゃう。最近のライブは全方位向けにシングル多い

⑤シクセン

これまた憧れのシクセン~~!!!むかしウタワラだったっけ?あのクラブぽい会場でやったシクセンをリアタイしてたときの高揚感、ガビガビで見えづらいつべの動画を繰り返し見てたときの気持ちとかがバーーーッと頭を駆け巡ってめちゃくちゃになってたけど、もうここぞとばかりに全力で振付とクラップやったよ~~(っTωT)ノわたしは6人時代からのファンだからシクセンに強い憧れがあるのかな、5人以降のカツンに惹かれてファンになった人も増えてきたのかな、それともファンが年取ったのか笑、新規だから迷ってできなかった人もいるのかもしれない?けど、振付をやる人が全然いなくて、いや振付より踊り狂うタイプのカツン担も多いけども、やらないの?!てなった。シクセンで普通にペンラ振るのもったいないじゃん…てなる。わたしは。

中丸さんの「解き放ち常識壊す」がジンアカニシ降臨により無事天に召された。

⑥中丸さんのひとりUNION

中丸くんの楽しい時間2でやったひとりUNLOCKに続くひとりUNIONが曲も演出も堂々のネタバレで笑うしかなかった、あのひとりUNLOCKが大好きだから、舞台を観てない人にネタが伝わらないのと、UNION程度のクオリティだと思われるのが心配!ほんっとに面白かった、わたしは何気に舞台の中でひとりUNLOCKが一番好きだったな~としみじみ。

HEARTBREAK CLUB

この曲といえば海賊帆のたっちだけど、現実はそこまでうまくはいかなかった笑
前のコーナーで中丸さんが見せた曲名のカードが差し込まれるみたいにステージ上部のモニターに曲名が表示されるの超おしゃれだったな~!このときの3人の衣装がカラフルで、衣装!ていう感じがしてとても好き。各々のダンスもかっこよかった。初日の中丸さんの胸元が開きすぎてて中丸担のふたりで鼻息荒くして大興奮してしまったよね

⑦キスキスキス

 

まではUNIONが終わって次の休みに書いておいて、結局しばらく放置していたので、あとはもう端折ります!笑 

 

気づけばわたしがKAT-TUNのライブに初めて参戦してから、UNIONあたりがちょうど丸7年になる。意外と新規、とかいう話はさておき。ライブに行く前は、いつもそわそわして、いてもたってもいられない気持ちになるけれど、4月19日の夜は格別だった。

浮かれすぎ。れんれんのアカウントでこの調子で3日間わめいてると相互さんの一人からブロ解されましたwまあそういうこともあるw

こんなばかみたいなツイートをぶち上げておきながら、実は、最近自担に沸く機会はほとんどなかった。理由は単純明快、わたしの自担は今でも、この宇宙で甘栗ただひとりだからだ。今でも、恐ろしいほど焦がれてる。金髪に慣れたのも、つい半年前くらいのことなのに、今のうえだくんがいい年してアッシュグレーに髪を染めたり、必要以上に粗雑な振る舞いをしたり、リアフェ#2でラップを背負ったりしたことがとてもしんどかった。わたしにとっては、リアフェにラップがあった方がいいかどうかはこの際どうでもよく、単純にラップを自担に背負ってほしくはなかったから、大桟橋のラインライブで初めて#2を見ながらもう本当に心底絶望していた。その数分後のSweet Birthdayの自担が天使で、そしてUNIONによってわたしは救われたので、今わたしはブログを書いているけれど、大桟橋以降、もう東京ドームを最後に自担とはお別れする気でもいた。そのくらい、わたしの中で心の整理が始まっていた。

うえだくんは、「上田竜也」という人は、本人でも触れないような絶対揺るがない核の部分の上から本人が細く薄く幾重にも糸をかけて膜を張って、時には膜を脱ぎ捨て新しく作り直し「上田竜也」というアイドルを何回もアップデートし続けてきたアイドルだ、とわたしは思っている。これがうえだくんのアイドルとしての在り方で、本人が脱ぎ捨てた一枚の膜以外を今も受け入れられない後ろめたさが尽きたことはない。

それでもうえだくんからたまに漏れるかわいらしさや美しさ、麗しさを垣間見る度どうしてもうえだくんのことを諦めきれず今に至ってしまった。だって、本当はかわいいのだ、テレビでの粗雑なふるまいは、本人がそうあろうとしている姿であって(それも問題ではある)、本人そのものではないのだ、これは誰が何と言おうと、わたしの中では揺るぎない真実であり、わたしが上田担でありたいと思う、何より大切な理由だ。

この2年、その大事な、大事な部分にずっとずっと飢えていた。飢えを許せず、ただ上田担であるという安心感を得るために、できる限りの応援はしてきたつもりだった。

私事になるけれど、カツンが充電期間に入った1年後の春に就職し、仕事がなかなかつらくて、きっと春にはカツンに会える、あと数か月で自担に会える、それだけを心の支えに生きてきた、みたいなところがあった。そうして飢えをやりすごし、上田担としての疲れから推しへ癒しを求め、どうにか気持ちを繋ぎとめて1年半くらい経った頃、うえだくんは久しぶりに髪色が変わった。ああまたアップデートするのかと、それ以上に、まだ続くのかと。

色んな人からの批判的な目線にも、それをやりすごすのも、雨漏りのようなかわいさを意地汚くすするのも、全部疲れたし、それがどっと来たのが、あの#2のラップを見た瞬間だった。

それがどうした、一言でいうなら、自担にめろめろになって東京ドームから帰ってきた!笑

ドームのうえだくんはどうしてあんなに軽やかで、煌びやかで、美しくて、麗しくて、素敵な人なんだろう。2年間の渇きを取り戻すかのように、3日間でみるみるアイドルらしく潤いぴっかぴかに磨かれていく自担を見ていると、胸の奥底があたたかくなる。視界が華やぐ。空が澄む。生命の息吹を感じる。力がみなぎる。自担はわたしにとって魔法であり、希望であり、メシアであり、神様であると、確信した3日間だった。ちょろい。

具体的にこれ、というのがもう記憶が薄れつつあるんだけれど、単純にかわいい顔をしていたというか、素直だったというか、楽しそうだった、というだけである。文字にしてみれば、そうたいしたことのないことかもしれないけれど、いつものようにちょっぴりダンスが抜けるし、いつものように布を翻し、甘い声で歌を歌う。実は柔らかい眼差しで手を振ってくれる。そのあと、なんでもないかのように、声を出せと怒鳴る。昔より、終始楽しそうだし、もしかしてこの瞬間を尊いと感じてくれているのではないかと、口にしてくれる挨拶から察したくなった。

Sweet Birthdayでハートがモニターに散るドームの真ん中を縦に伸びる花道を、多くの観客に背を向けながらメインステージに向かって3人1列でステップを踏み歩んでいくKAT-TUNを見て、生きていて良かったと、本当に思った。指先から星が舞うようなうえだくんの優雅な一礼は、何にも代えがたい、2年間溜まった心の中の澱みの全てを洗い出してくれた愛おしい動作だった。待ってよかった、ドームに来てよかったとしみじみ感じた。

まあ元々バラエティのうえだくんには興味があんまりなく、充電期間だから意気込んでた部分はもう薄れてしまったので、今までとは特段変わらずこれからもCDやライブ方面できっちり応援しつつ、あとは自分のペースで楽しく、それでも、誰担かと問われれば、これからもはっきり上田担と名乗り続けたいと強く思った2年ぶりのKAT-TUNのライブでした。

  泣いたのは初日のオープニングだけ。10Ks!でファンが流した涙の責任を感じて、とにかく笑顔になれるライブを作ってくれる男らしいカツンが好きだ。セットやらスタッフ衣装やらアナウンスやら凝れる限りを尽くしたのに、ライブの内容が10Ksほど海賊じゃなかったところとか、機材が生身だから水は出ないんだと察してしまったこととか、バカスカ特効を使ってきた過去曲で特効がなくて拍子抜けしたりとか、MCのゆるい雰囲気とか、全部愛おしかった。セトリはマイナーな曲もあればシングルも多くて、色んな人にやさしい内容だった。2年前充電直前に仲良くなってずっとライブに連れて行く約束をしていたセクゾ担をようやく連れて行けたけど、天井なのにものすごく楽しんでくれて、たくさんほめてくれて、本当に嬉しかった。ライブが終わって、次のライブが決まっているなんていつぶりだろう、4年ぶりのアリーナツアーが今から楽しみ。

大好きなカツンが「在る」と実感できる喜びを抱きしめて、今はツアーの申し込みを待つのみ。