着火備忘録

甘栗よ、ずっと永遠に。

佐々木大光くんの「PHOENIX」に度肝を抜かれた話

ジャニーズJr.で7MEN侍の佐々木大光くんがサマパラにてソロで披露したKAT-TUNの「PHOENIX」がすっごく良かったのでカツン担目線でソロの話をしたくなった。

KAT-TUNPHOENIXが不死鳥を従えた王と例えるならば、一心不乱に歌い踊る大光くんのPHOENIXは不死鳥そのものだった。*1

おそらく自作の振り付け。(Myojoにて振り付けをリクエストした旨の記載あり)セットも何もないステージで、たった一人で、己の体のみで、PHOENIXを表現し切れる実力を持った18歳は、なかなかいない。

 

メンバーが5人から4人に減った最初のライブ、ミニアルバム【楔 -kusabi-】を引っ提げて行われた初単独カウコン*2で復活・再生の象徴として披露されたPHOENIXは、ドームの真ん中で4人を幾重にも炎が取り囲み、水が押し上げ、炎と光が照らす様があまりに強烈に神々しくて、ファンにとっては今でも伝説のパフォーマンスの一つだ。

 大光くんは、デビューライブから2015年5月の事務所入所まで毎年KAT-TUNのライブに足を運んでいたそうなので、多分実際にKAT-TUNPHOENIXを見たのだろうな。ただ曲が好き、KAT-TUNがかっこよかった、くらいの感情では得られない踊り方だったと思う。あの日のPHOENIXを浴びた私たちファンと全く同じ、荘厳で圧倒的な世界観についての解釈とその死守への徹底の仕方が、ものすごく好きだった。

イントロで背中に生やした炎で象られた一対の翼、黒地に金刺繍の衣装、上方に赤・足元に青の照明、全部KAT-TUNにインスパイアされたものだと思う。曲とKAT-TUNへの尊敬の念を感じる。

あのKAT-TUNPHOENIXを見てなお、というか好きであればあるほど、本家にはダンスのない曲で、振りを歌詞に絡めて自分の中に落とし込むには難しいだろうに、人生初ソロでPHOENIXを演りきった胆力に敬意を表したい。

 

大光くんの「PHOENIX」をわたしは5回中4回拝見した。元々7MEN侍で以前に「GIMME LUV」や最近だと「Rockin'」を発掘してくれていたので、今回も何かしらを楽しみに初日のセトリを見ていたところ「大光」の文字と「PHOENIX」の文字が並んでいて、その時点で残り4公演の購入を決意したし、それに値するどころか期待をはるかに超えたパフォーマンスだった。毎度少しずつ違って、全部本当によかった。ちなみにグループとしては「DANGER」を新しく披露してくれた。こっちは琳寧くん振り付け。

サマパラはアーカイブの残らない配信ライブだったので、映像を添えておすすめできないのがとても残念。今後何らかの形で映像に残るといいなあ。もうKAT-TUNはなかなかライブでPHOENIXはやらないと思うので、素敵な形で蘇らせてくれて心から感謝。

カツン担が軒並みどよめいた理由が少しでも大光担さんに伝わるといいなあ。誰もがソロなんて少しも考えないような難しい曲を選曲して、大光くんは見事にやり遂げたので。

 

カツン担のためにメモとして残しておくと、大光くんの属する7MEN侍には上田ジャニーズ陸上部の菅田琳寧くんと中村嶺亜くんもいる。大光くんも実は上田ジャニーズ陸上部で、レッドブル400のとき帯同しているのでぜひ見返してみてほしい。

上記したように大光くんは2002年生まれにして真顔魂から2015年5月の入所まで(ということはカムヒア?)毎年KAT-TUNのライブに参戦していて、KAT-TUNで一番好きな曲はマザファザ、一番好きなライブは惑星魂、かめドリボまで観劇したことのある割と古株のファン。(お母さんがファンなのかな…)

7MEN侍のギミラも好き!良曲が多いのに埋もれがちの4人時代からギミラを発掘してくれた時点でわたしは7MEN侍をものすごく信頼している。

 

最後に。初めてのオリ曲おめでとう。これからも楽しみにしてます。は~、文章を書きたくなるようなパフォーマンスに久々に出会えて幸せだ。

 

 

*1:鳥さんが苦手なのは知ってる

*2:KAT-TUN COUNTDOWN LIVE 2013-2014