着火備忘録

甘栗よ、ずっと永遠に。

(無題)

寝耳に水、ではなかった。

活動休止から一度を除いて音沙汰がないまま2年以上が経過して、どうしても悪い方向へ想像してしまうことが増えた。

たった数ヶ月で復帰できそうだと発表されたのちすぐ先延ばしになったとき、そして廉くんの20歳のお誕生日のお祝いには駆けつけてくれた岩橋くんが、70日後かいちゃんの20歳のお誕生日にはどうやら駆けつけられなかったと知ったとき、このままもう2度と帰ってこないかもしれない、なんて絶対に口に出せなかったことが、現実になってしまう。

岩橋くんは2021年3月31日をもって、King & Princeではなくなってしまうことを決断した。

岩橋くんのいるKing & Princeをもっとたくさん見たかった。デビューの決まった1月から、1年も経たずに休止してしまったので、とっても短かった。

一生姿が見られないままでも構わないから、岩橋くんはKing & Princeでいてほしかった。けど、どれだけこちら側が待つといえど、身近なメンバーや大勢の人を待たせているという状況はものすごく心理的な圧迫を受けるだろうな、しんどかったろうなと思う。

 

岩橋くんから脱退・退所の申し出があったのは報道では今月半ばとのことだった。いつからそう考えてたんだろう。突発的な行動であるはずがないのだ、悔しいことに。カレンダー関連のインタビューで5人が最近岩橋くんとちゃんと会ってると知ることができてとても嬉しかった。それが復帰に向けての会議ではなかったのだと知ってしまった。

 

どんなに忙しくても内容が薄っぺらくてもながつぶの更新がこんなに途切れる日々が続くなんておかしい。大事な岐路の前はいつも嫌な静けさがつきまとうことを、KAT-TUNのおたくであるわたしはよくよく知っているはずだった。

KAT-TUNに謝られる光景には慣れてしまったけど(笑ってほしい)、King & Princeには謝られなれてないので、FC動画はものすごく辛かった。というか、岩橋くんの文章を読んで嗚咽が止まらないのに、そのまま動画を見たのが間違いだった笑

 

わたしは永瀬担でありながら、PrinceのPrincess(Prince担)との結びつきやメンバー同士の関係性、グループとしての在り方がものすごく好きだった。

岩橋くんの言動はいつもおたくを強く突き動かすパワーがあって、アッサリしてたきんぐのおたくからしたら羨ましいくらい、ファンがいかに大事かメッセージを発信してくれていて、ファンはよくプリンセスヤクザなんて言われてたけど、傍目から見てもそれはそれは強固な絆で結ばれた関係性だったと思う。

 

Princeの、3人グループとしてデビューするんだ、という気概を感じる姿勢が本当に好ましかった。きんぐ側は6人で苦楽を共にした、とよく口にするけれど、きんぐがジャニワに出てぷりんすが仕事がなくなって一番つらい時期を3人とプリンセスで一緒に乗り越えて、まよプリを掴み、品プリ単独公演に繋がったのが、格好良かった。

Jr.祭りのぷりぷり2番が初披露されたときのどよめきが忘れられない。

単独公演にはなかなか行くことができなかったので分からないけれど、きんぐと一緒に出演した舞台の岩橋くんの好きなところなら少しは挙げられる。

ジャニフワのBack FIre、可憐な神風特攻隊、ユメアイのShining Star、ハピアイの描いた未来、

ジャニフワで見たTo The FutureIsLand の、アウトロの岩橋くんの「イェーイェーイェー」がやたら好きだった笑

ハピアイで見た、ぷりんすの、特に岩橋くんの幼稚園コントがきんぐに比べてめちゃくちゃ面白くて、やっぱまよプリやってる人たちは違うな~って尊敬してた。踊る岩橋くんで一番好きなのは宮近くんが振付したBlack Cinderellaだな~少クラでしか知らない、EXで見たかった…

って、本当に少ない!全然見れてない!

 

わたしはVSをかすめてしまって見届けてないし、こう言っておきながらぷりんすにはきんぐと一緒にデビューしてほしかったから、6人でデビューが決まったときはものすごく嬉しかった。

デビュー時6人の中で一番メンバーと距離があったのは、廉くんだった。その中でも岩橋くんとが一番距離があったけれど笑、優しい岩橋くんとの関係性がたまらなく好きだった。これから仲良くなってくのが本当に楽しみだった。デビュー日のZIP!の「どっちがウサギ?!」芸ほんと面白かったな、廉くんのキメキメ自己紹介ピースに岩橋くんがのっかってあげてたのすごく優しくて好きだったな、かいちゃんの面倒見てくれてたみたいに、いつか廉くんにもお世話焼いてくれるようになってくれたんじゃないかって。

岩橋くんの名付けてくれたティアラ(きんぷり担)は、ジュニア時代からのおたくの間では正直今でもあんまり定着しきってないとわたしは思ってるんだけど笑、岩橋くんからたくさん呼びかけてもらっていくうちにわたしもいつかはティアラになれるんだろうなと、楽しみにしてた春。

は~~くやしい。岩橋くんがきんぷりじゃなくなっちゃうの、全然よくわからない。ぷりんすの歌うユアマイのバックで廉くんが踊るところを見るのが夢だったのに。廉くんの考えた We are King& Princeの玄樹パートもう聞くことないんだな~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・岩橋くんの考えた天才的に上手い海人パート、もう聞けないんだなあ・・・・・・・・・廉くん代わりに歌わんだろうな・・・・・・・・・・・&LOVE歌う岩橋くん見てみたかったなあ・・・・・・・TVサイズのシンデレラガールに廉くんのソロパートが全然なくてキレてたけど、だからといって、こうなってほしいわけなかった。誰がウィガッタウィン♡歌うんだよ、もう誰も歌えないよ。

 

心の底から、どうしようもなく寂しいけれど、致し方ない。この世界のどこかで生きていてくれることが一番だ。

そう言えるのは、わたしが永瀬担だからかもしれないし、どちらかというと、【脱退】を経験しすぎているせいかなとは思う。自担だろうが誰だろうが、目で見たものだけしか信じない。アイドルのいうことは、裏切られてもいいと思いながら信じる。と決めたのは、いつだったかな。

 

岩橋くんは、退所した次の日の深夜にはインスタを開設して、FCよりもさらに長いメッセージで退所の報告を綴った。

なら、FCで、最後にたった1枚の写真でもいいから6人の姿を見せてくれることはできなかったのかなと思ってしまうし、できないのが答えなんだろうなと思う。

わたしたちが岩橋くんを失ってしまうことを、岩橋くんはもちろん5人が気に病むことがないといいな。どうか、自分を責めないで。

 

  この決断によって岩橋くんの体調があっという間に良くなってしまい、半年後にはYoutubeでバズって、1年後には5人より先にアメリカのビルボードにチャートインしてるかもしれない。だといい。

ずっとずっと先の将来、5人と岩橋くんがポジティブな形でまた交わる世界線がありますように。